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顧客とユーザーの違い

「顧客」とは、実際に製品・サービスの対価をお支払いいただく、ベンチャー企業にとってのお客様のこと
を指している。

 

「顧客の切実なニーズ」とは、そのお客様が大変に困っている課題で、解決策を提供すれば適切な対価を
お支払いいただける、という意味で表現している

 

? 企業に対する製品・サービスの大半がこれにあたり、顧客から製品・サービスの対価をお支払いいただいている

 

? ただし、企業向けサービスを無料で提供し、そのサービスに広告を掲載して広告主
 (多くの場合、広告代理店経由で)から広告料金をいただくといった広告主体のビジネスモデルの場合は、
 サービス受益者であるそれらの企業から金銭的対価をいただくわけではないので、
 無料サービスの受益者は「顧客」ではなく「ユーザー」としてとらえている

 

このベンチャー企業にとっての「顧客」は、広告主あるいは広告代理店となる。

 

彼らの切実なニーズ(何とか効果的に広告を見せたい。

 

ターゲットとするユーザーに他の広告よりひときわ目立つ広告を掲載したい等々)を深く理解し、
他社にはできない素晴らしい解決策を提供して適切な対価をいただき、
高収益を上げることがベンチャーとしての存在意義となる。

 

顧客の切実なニーズに応えるために、ユーザー満足度の向上も不可欠である

 

消費者に対する製品・サービスは大きく2つに分かれ、

 

? 消費者が実際に製品・サービスの対価を支払うお客様の場合は、そういったお客様を「顧客」ととらえている

 

例えば、一般のEC店舗にとって、ネットを通じて購入していただくお客様が「顧客」となる。

 

「顧客の切実なニーズ」とは、前から探していた欲しいものをぜひ手にいれたい、
安心して他より安くしかも簡単に買いたい等々になる。

 

切実なニーズがあまりない場合も多く、差別化も容易ではないため、顧客満足度向上による囲い込み、
顧客へのコミュニケーション、顧客管理、ブランドマーケティング等が必要となる

 

EC店舗以外にも、携帯コンテンツ、パッケージソフト、金融系のサービス等、消費者が製品・サービスへの
対価を支払う場合はすべて「顧客」としてとらえる

 

検索エンジン、SNS、ブログ等のインターネット系サービスの大半は現在は無料で使用できる。

 

この場合は、無料の企業向けサービスと同様、無料サービスの受益者である一般消費者を
「ユーザー」ととらえ、実際に支払いをしてくれる広告主あるいは広告代理店を「顧客」ととらえている。

 

理由は企業向けと同様である

 

以上、分類がやや困難な場合も多いが、各社の状況は千差万別であるため、上記に準じてご判断いただきたい

 

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